「子供の声」は騒音なのか? 規制を巡る侃々諤々の議論に『そもそも論』をぶつけたい

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最近度々目にする、「幼稚園(保育園)の騒音問題」。

ざっくりと言うならば、新たに公園などを潰して建設しようにも、近隣住民が「うるさくなるから」と反対運動。「子供は世の中の宝なんだから我慢しろ」「うるさいものはうるさい」と意見が真っ向から対立し、侃々諤々の議論を呼んでいる。そして著名人も度々RTするなどして話題になっている……。という具合です。東京都は騒音規制から撤廃してしまったことで、いつ爆弾が近所に投下されるかわからないという状況に。

子供は世の宝だけどうるさいものはうるさい

間違いなく子供は世の宝で、これからの日本の担い手です。ぶっちゃけた話が、老い先短い老人、まだ意思疎通が取れ自活できる老人ならまだしも、チューブに繋がれる・手厚い看護を受けるなどして機械的に生かされている老人に多額の社会保障費がつぎ込まれるくらいなら、全国の幼稚園をフルガードフル防音にすることに金を割いたほうがいいのではと思うくらいです。しかしそこまでは難しいでしょうし、現状、子供の声はうるさくてたまりません。

問題が間違っている

以前いいツイートがあったのですが、いちいちブクマなどしないので失念。そのツイートでは、そもそもこの子供がワーキャー言う状態が間違っているのだそうな。欧米の幼稚園では、子供はみな静か。しかし騒いでも、先生がうるさく叱るのではなく静かになだめます。「こらアンディ、ジェントルマンなら立派に大人しくしているものよ」といった具合。(文言はだいぶ適当ですが)

実際に日本で聞いてみるとわかるのですが、まるで幼稚園に常時変態仮面が潜り込んでいて、突然園児の前に現れては追いかけているかのような、それはそれはもう世紀末なのではという声をあげます。「キャーーーーーーー!!!!」と。襲われたのかと心配になります。

やはりうるさいのをどうにかする方向にシフトできなかった現状に難ありという感じでしょうね。

従って、欧米式の静かにさせる教育が徹底されていれば、幼稚園なんて隣に建っていても気にならない。子どもたちの豊かな声と、先生の上手な(上手かどうかは人によるでしょうが)ピアノによる合唱が楽しめるほどでしょう。

まあそうすると、現場レベルでは「そんなの無理だ」という声も出るかもしれません。無理ではなく、保育士たちの意識改革と、もっと大きいのは親のしつけでしょうね。3~6歳はなかなかしつけも難しい時期ですが、不可能ではありません。

今の親世代も(まあ親の年齢が幅広い時代になってきましたが)シッカリした人があまりいないように見えるのも問題で、やはり根底は、最近の人口密集化というよりは、そういう部分の教養が高められなかった数十年レベルの話になってくるのかもしれません。

いずれにせよ上記の理由で、『実に不毛な議論だな』と、この手の話題が上がるたびに思います。