腰巻きタイプのライフジャケット(救命胴衣)はボート釣行に必須!泳げる過信はNGだ
ボートタイプの船での釣行などに必須となるライフジャケット。
一般的には救命胴衣のようなタイプを連想しますね。
しかし腰巻きタイプのライフジャケットも便利なのでおすすめしたいです。
着脱簡単、ライフジャケットタイプほど邪魔にならない
腰巻きタイプはそれ自体に浮力はないため、もしもの落水時にヒモを引っ張り膨張させる形となります。
パニックになりそうだな、と思う人は救命胴衣タイプがいいかもしれませんが、落水するようなどんくささを持っていないけど万が一のために…と考える人にはいいと思います。
また救命胴衣タイプのようにガサガサと邪魔にならないため、特に頻繁なキャスティングのあるルアーやフライフィッシングにおすすめです。船上で立ったままキャスティングやランディングを行うなら尚更向いているでしょう。座りっぱなしだとちょっと厄介かもしれません。
ヒモには注意
もしものときのヒモですが、ボンッと膨張するのはガスを用いて使い切りなので間違って引っ張ってしまうと勿体無いことになります。交換ボンベもあるようですが、基本的には使用期限(10年~20年?)まで使わない(落水しない)のが一番です。
間違って使わないように、少し紐部分を仕舞っておくといいでしょうね。また、引っ掛けてしまって引っ張られることのないようにも気をつけましょう。
泳げる!という過信はNG ボート釣行には絶対必要
私は泳ぎが得意で、毎年夏場に何回か温水プールに行きますが泳ぎ自体は自転車のように一度体に染み付いてしまえば忘れることはありません。
しかし、湖でのボート釣行時の落水というのは、プールで泳ぐのとはまったく勝手が違います。
まず着衣状態では水着よりも何倍も水を吸うため、体が沈みやすくなります。焦らなければ息継ぎくらいは立泳ぎでできるかもしれませんが、装備によっては沈む恐れもあります。
体を鍛えていると脂肪率の関係で尚更沈みやすいため、泳げるのは過信しないほうがいいでしょう。
万が一落水したらまずは落ち着いて立泳ぎができるか確認し、重そうなら躊躇なく救命胴衣を開きましょう。その後落ち着いてボートに上がりたいところです。勢いでボートから離れてしまい岸が近い場合は、自己のボートなら相当残念ですし、レンタルの場合管理者に多少の迷惑はかかるものの、ボートは一旦諦めて岸まで立泳ぎしたほうがいいでしょうね。
何はともあれ、転覆だけは避けましょう。そしてボート釣行に救命胴衣は絶対必要です。