めっきり遊ばなくなった「ソリティ馬」 抱える問題点とグッドなポイント ざっくりレビュー

2021-09-13

満を持してスマホ版のソリティ馬レビューです。

現在12月29日時点で、起動はすべてテラバトル。ソリティ馬はログインボーナスすら数日前から受け取っていません。
またハマるかもしれないと前置きをしつつ、なぜこうなったのか、ゲームレビューとお届けします。

とはいえまず何からお届けすればいいか・・・。

うん、まず育ちが悪い。

キャラクター(本作の場合馬)のレベルが上がるというのはゲームにおいて基本中の基本ですが、上画像を見ても分かるように、馬によっては全く育ちません。早熟、晩成、いろいろあるからですが、悪いループを産むだけになっています。

というのも、いい馬を交配させれば強くなるのに最初は敵が強すぎて勝てないからろくな馬が交配できない、交配できないから次の馬も弱い、弱いから育たない、これではなんべんやってもラチが空きません。
3DS版でソリティ馬のソリティアに多少慣れた自分でもです。
3DS版はCSなんでマイルドでしたが、スマホ版は当然絞ってるので、相当たちが悪いです。相当な時間を取れるなら別かもしれませんが・・・。スタミナは全然無くならないし、回復アイテムもバンバン配られるし、時間ある人にはいいかもです。

もう根本になっちゃいますが、だいぶ運ゲーというのも、ことソシャゲだとフラストレーション溜まりますね。
上画像は大暴走確定の瞬間ですが(自分の取り方も悪かったかもしれませんが)、スタートでふっとばされたり、とんでもないクソ配牌(カードですが便宜的に麻雀用語で)がきたり、プレイヤーの腕でどうしようもできないのはいささか困りモノです。これが1レース1~2分ならまだしも、脚質いかんでは相当かかりますからね。
逆に運良く腕よくソリティアで相当な結果を残せても、相手いかんでは絶対太刀打ち出来ないという、やたら競馬のリアリティある部分があるのも、こういうカジュアルなゲームにはそぐわないところ。
3DS版のときは絞られてなかったのもあって気にならなかったんですが・・・。

それから、カジュアルになりすぎてわかりにくい部分が出てきてるのは致命的ですね。
最後の直線はわりとよくできてるのに、コーナーだったり道中の位置取りとの相関が弱く、最後の直線でのイメージができにくいところです。
ここに自馬がいてここに他馬がいるから最後の直線はこういう感じになる、というのが合ってないことが多いです。あのアルゴリズムはなんなんだろう。最後の直線で包まれるのは現実でもあるので仕方ありません。むしろ抜け出せるだけいいかも?

033

場札カードでの成長は無しでしょう。成長を意識してろくなレースができませんね。ブーストや折り合いはあってもいいですが、蹄鉄カード、ひらめきカードシステムは大量に流れてこない限りフラストレーションにしかなりません。リプレイ要素を高めているともいえますが、見方を変えれば時間泥棒です。普通にレースの着順、着差でゲージが溜まっていく感じにすべきでしょう。G1なら低着順でも高経験値、となれば最高です。

場札カードでの成長は無しでしょう。成長を意識してろくなレースができませんね。ブーストや折り合いはあってもいいですが、蹄鉄カード、ひらめきカードシステムは大量に流れてこない限りフラストレーションにしかなりません。リプレイ要素を高めているともいえますが、見方を変えれば時間泥棒です。普通にレースの着順、着差でゲージが溜まっていく感じにすべきでしょう。G1なら低着順でも高経験値、となれば最高です。

長いレースがめんどくさい。距離によってソリティアの回数が変わってきますが、4回くらいから相当面倒になってきます。なにか短距離馬と差をつけてさくさく終わるようにしなければ、なかなか長距離馬をやりたくなくて、血統が偏ります。じっくりやろうにもレース中の中断は即ペナルティですから、めんどくささに拍車をかけています。

自分の端末(HTL21)だけかもしれませんが、めちゃくちゃ電池を食い、高温になります。
スマホゲーでは致命的ですね。カジュアルにしている意味がなし。

一番気になるのは爆熱高消費の石炭ゲームというところかもしれません。
起動前に充電残量を確認しなければなりませんし、持ってると手が熱くなるから持ち方も苦労。
フラストレーションは思わぬところで溜まっていくものです。

多少時間泥棒の要素があってもそれをフラストレーションに感じないゲームもあれば、すこしのボタンの掛け違いですべてがフラストレーションになるゲームもあり。
題材、アイデア、ビジュアル、なかなか優れているゲームであったはずですが、ソシャゲ進出というのはやはり愚策だったかもしれません。開発側のお金的にはいいかもしれませんが。