【ディズニーランドで倒れたらどうなる?】救急対応と知っておくべきポイント、実際のディズニー救急事例を徹底解説!

2024-11-22

こんにちは。この記事では、ディズニーランドで急病や事故が起きた場合の対応について詳しく解説します。「救急車は来るのか?」「倒れたらどうなるのか?」など、意外と知らない緊急時の対応について、実際のエピソードを元にご紹介します。

特にテーマパークでは、気温や体調によって思わぬトラブルが起きることがあります。ぜひ最後まで読んで、備えを万全にしましょう!

実際のケース:ディズニーランドで友人がくも膜下出血で倒れた話

まず、今回のテーマを象徴するエピソードを紹介します。これは、ある方がツイートした実体験に基づくお話です。

まずはその時の状況から。

コロナ禍でディナーをしていて、デザートまで食べ終えた18:30頃、急に「なんか私おかしい!頭がめちゃくちゃ痛いし耳も聞こえづらい!」と言う友人。

気圧で頭痛になる症状は知っていたので、一旦横になってもらいました。本人も恐らく今までと違うと感じていたのか、「私のスマホの暗証番号は◯◯ね」と言ってから横になっていました。

すぐにキャストさんを呼び、

・少し横にさせてあげても良いか

・救護室までは歩いて行くしかないのか

を尋ねました。

回答としては「救護室までは車椅子を用意できるが、横になれる設備はないので、ここで横になってもらっていて構わない」でした。

本人が「床に横になってもいいかな……」と言うレベルだったので、できればソファ席へ移動させて横にならせてもらえないかも聞きましたが、予約が必要なレストランなこともあり、椅子をひとつ持ってきてくれました。

18:40頃、急に「だめかも」と立ち上がったかと思いきやそのまま崩れるように倒れ、焦点も合わず完全に意識の無い状態で吐き始めました。仰向けの状態で鼻からも吐物が溢れ出ている状態だったので、窒息死するのではないかとここで私もパニックに。

既にパークのナースさんを呼んでくださっていたのもあり、近くに男性キャストさんが居たので、「横向きにしたいです」と号泣しながら助けを求める私。

キャストさんは落ち着いて友人の体勢を整えながら声かけを続け、同時に号泣し続ける私に対しても「びっくりしましたよね。今救急搬送の手配もしたので大丈夫ですよ。」など、安心させる言葉をかけ続けてくれました。

18:45頃、救急搬送になったことを聞き、友人のスマホから友人の母親へ電話をし、状況を説明しました。

お母さまの到着までは私が病院までついていくが、もし何かあれば友人のスマホから状況を知らせますということ、友人のスマホへの連絡に反応できるようにしておきますということも伝えました。

数分後、友人は意識を取り戻し、問いかけにも答えて反応できるようになっていました。

ナースさんがレストランに到着し、防護服を装備しながら私に「何時頃からどんな症状を訴え、倒れたのは何時頃か」と質問したので回答。

救急隊員も到着し、友人の個人情報を記載する用紙を渡されました。内容は、記憶にあるのは以下の通り。

・名前(漢字とふりがな)

・年齢

・誕生日

・電話番号

・住所

・緊急連絡先情報

友人は会社の先輩で、パークにもよく一緒に来るし、毎日のように連絡をとるくらいの仲なので、本名や年齢、誕生日はもちろん、住所(実家の住所も)や母親の名前も知っていたのですぐに記入できました。スマホの暗証番号を聞いていたおかげで緊急連絡先番号も伝えられました。

また、友人の持病やアレルギーがないかどうかも聞かれました。

19:00過ぎにレストランを出て、ダイナーとタートルトークの間の緊急通用口と思われる場所からパークの外へ行き、友人は救急車の中へ。私は外でキャストさんたちと共に搬送先確定を待ちました。

救急隊員さんたちの後ろについて歩いている最中や、救急車の外で待っている間にも、キャストさんは「マスク可愛いですね!作ったんですか?」だとか、パークで買ったマフラーを着けていることや月に2〜3回くらい来園していることを話すと、頭を下げながら「ありがとうございます!」だとか、何気ない話をしながら私を気遣ってくださいました。心細く気が滅入っていたので本当に助かりました。

もしロッカーに預けた荷物があった等の場合は明日以降でも結構ですのでここに連絡を下さいねと、お名刺を頂きました。

19:20頃、搬送先の病院が決まり、私も救急車に同乗してパークを出発。友人は、頭痛があることと寒いことを伝えていました。

その後は友人の母親の到着まで、医師から質問(どちら側を下にして倒れたか、どこか打っていなかったか)をされたり、病状の簡単な説明(個人情報にあたるので家族以外には詳細が話せない)を受けたりしました。

体験談の詳細:倒れた際の緊急対応

ツイートにある体験談を元に、緊急時の対応をまとめます。

1. 初期症状とキャストへの連絡

友人が頭痛や聴覚の異常を訴え、早めにキャストに連絡。その場で横になる対応を取りましたが、症状は急激に悪化し、意識を失いました。

2. キャストの冷静な対応

キャストはすぐにナースを呼び、友人の体勢を整え、周囲のパニックを防ぎました。また、付き添いの投稿者に安心感を与える声かけを続け、冷静に事態を管理していました。

3. 救急搬送

迅速な連携により、救急車で病院に搬送。スマホの暗証番号や個人情報を事前に聞いていたおかげで、必要な情報をスムーズに伝えることができました。

ディズニーランドの緊急対応:救急車はどこに来る?

ディズニーランドでは緊急事態が発生した場合、パーク内の特定の緊急搬送口から救急車が到着します。キャストがその場を案内し、対応してくれるため、基本的には落ち着いて行動することが大切です。

救急対応で知っておきたいポイント

  • 救護室の設備:応急処置は可能ですが、横になるスペースは限られています。
  • 搬送ルート:救急車はバックヤードの緊急通用口に到着します。
  • 家族への連絡:事前に緊急連絡先や持病、アレルギー情報を伝えられるよう準備しておくと安心です。

【読者の声】緊急時のリアルな体験談

以下は、この記事の元になったツイートに寄せられたリプライの一部です。読者の声からも、緊急時の備えがいかに重要かがわかります。

  • 「キャストさんの対応も素晴らしいけど、緊急時の教訓を共有してくれたツイ主に感謝します。」
  • 「メディカルIDや緊急時情報を登録しておこうと思った。こういうツイートは本当にありがたい。」
  • 「私も友達と遊びに行く時、暗証番号や緊急連絡先を共有することにした。」

事前に備えておくべきこと

テーマパークでは、普段の生活以上に緊急事態に備える必要があります。以下は、ぜひ準備しておきたいポイントです。

1. スマホの「メディカルID」を登録

メディカルIDとは、スマホのロックを解除しなくても緊急時に医療情報を確認できる機能です。これにより、救急隊員や医療関係者が迅速に必要な情報を把握できます。例えば、アレルギーや持病、緊急連絡先などを登録しておくことで、緊急時の対応がスムーズになります。

メディカルIDの登録方法(iPhoneの場合)

  1. ヘルスケアアプリを開きます。
  2. 右上の「プロフィール」アイコンをタップし、「メディカルID」を選択します。
  3. 「メディカルIDを編集」をタップして、名前、年齢、緊急連絡先、アレルギー、持病などの情報を入力します。
  4. 「ロック中に表示」をオンにすることで、スマホのロックを解除しなくても情報を確認できるようになります。

Androidでも同様の機能があり、「緊急情報」設定からアレルギーや持病などの情報を登録することができます。

2. 必要な情報を共有

友人や同行者に、自分のスマホの暗証番号や緊急連絡先をあらかじめ伝えておくと、いざという時に役立ちます。

3. 服装と持ち物に注意

帽子や水分補給アイテムなど、熱中症対策を万全に。また、応急処置セットを持参するのもおすすめです。

おすすめアイテム

緊急時に備えるために、以下のアイテムも持参することをおすすめします。

熱中症対策グッズ

暑さ対策として、携帯用のミストスプレーや冷却タオルがおすすめです。

応急処置セット

怪我をした際のために、簡易の応急処置セットを持参すると安心です。

水筒や飲料ボトル

水分補給は非常に大切です。軽量で持ち運びやすいボトルを持参しましょう。

これらのアイテムは、事前に準備しておくことでより安心してテーマパークを楽しむことができます。

ディズニーランドでの死亡事例はあるのか?

読者の中には「ディズニーランドで死亡事例があったのか?」と気になる方もいるかもしれません。過去のニュースを確認すると、例えば2018年にはディズニーランドで熱中症による緊急搬送の事例が報告されています。また、2021年には高齢者が体調不良で搬送されたケースもありましたが、死亡に至ったケースは非常に稀です。このように、テーマパーク内では迅速な救護体制が整っているため、適切な対応が取られています。

ただし、テーマパークでは人が多く、気温や体調の影響を受けやすい環境です。自身の体調を把握し、無理のない行動を心がけることが大切です。

まとめ:楽しい時間のために、準備を怠らずに!

ディズニーランドでの体験談を通じて、緊急時に備える大切さをお伝えしました。楽しい時間を過ごすためにも、事前の準備と冷静な行動が鍵です。

キャストのプロフェッショナルな対応には安心感を覚えますが、自分自身でできる備えも重要です。