いまさら「テラバトル」レビュー! 相当なポテンシャルを秘めたドハマりゲーム 適度に時間がない人にこそおすすめしたい

2021-09-13

“ファイナルファンタジーを作った坂口さんが立ち上げたミストウォーカーが放つスマホゲーム”。
・・・という感じで、発表当初は謎な雰囲気のゲームでしたし、序盤はそんなに楽しくなかったんですが、うーむ、このゲームはやばい。
拝金主義のスマホゲーはくそくらえというのが基本理念なんですが、さすが家庭用を長年作ってきただけあって、よくできています。スマホに不慣れなのはご愛嬌。
遊び方としては、6キャラまでのパーティーを組み、はさみ将棋のように(はさみ将棋知らないですが)コマを動かす間隔で敵を挟んで攻撃。敵の殲滅を目指します。
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攻撃すると連鎖が発生したりスキルを発動したり・・・、それからキャラには3すくみの武器種類と魔法属性があったり・・・。このあたりはすぐ慣れるでしょう。
キャラにはランクがあり、SS~Dまで幅広いですが、実質的にはBからが“使えるライン”となります。
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(ファミ通wikiより)
キャラなんて全員覚える必要はありませんが、今後の対人戦を考えると徐々にwikiで知識を広げたほうがいいかもしれません。

http://wiki.famitsu.com/terrabattle/

ステージ式で敵と戦っていき、たまに味方になるのでパーティーに組み込んだりして進んでいきます。
基本的には、真実の契約という名の(恐ろしい)ガチャで味方を募っていくんですが、リセマラが割と必至なのは致し方ないところ。今から始めるとリセマラも面倒かもしれません。
簡単には、チュートリアルの1章クリアで真実の契約に必要なエナジー(パズドラでいう魔法石)がもらえるので、良いキャラが出るまで粘るという感じ。言ってしまえば、俗にSS魔と呼ばれる、SSランクの「ルート」「ピッツファー」「ジェンニッシュ」「ゼロ」のどれかが出るまでやる感じです。
自分はピッツファーが一発で出たのでずっと進めていますが、その後いろんなSSが欲しくなってきています。
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ログインボーナスでエナジーがもらえるので、やはり早くから遊んでいる人ほどキャラが揃っていますが、まあぼちぼちやってれば出ますし、対人戦実装はまだまだ先でしょうから今から遊んでも問題なし。
さまざまなキャラの特徴に合わせたパーティーを構築し、突き進みます。
章立てで30章までありますが、自分はあえて27章で止めています。クリアしたら飽きそう。
このゲーム、非常に要素のアンロックが遅いらしく、かなりの文句が出ています。
自分は作業の合間にしか遊べないので、非常に丁度いい感じなんですが・・・。
逆に言えば、そんなに時間が取れない人にこそおすすめ。あんまりガツガツやりたいなら、白猫プロジェクトなどのタイトルを遊べばいいのではないでしょうか。
こんなもんでいいんですよ。
しかしやるならば思考停止でポチポチしていけばいいなんてことはなく、結構動かし方で頭を使うので、この辺りはちゃんと作られたゲームですね。
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詰まったらwiki見ながら進めていく。
ハマったら割りと抜け出せないレベルで楽しめます。
その昔「三国志大戦」なるゲームがあったんですが、自分はその雰囲気で楽しめてます。
三国志大戦っていうのは、カードを盤面に読み込ませてシャカシャカ動かしてリアルタイムで戦う、騎馬戦を俯瞰したようなゲームです。
収集要素あり、三国志なのでキャラも立っています。
異常に金のかかるゲームでしたが・・・。
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細かく紐解けば似てない部分もありますが、いわゆるゲーム内での“相場”の考え方が非常に近しいですね。
今後対人戦が解禁されれば、ますますデッキ研究やキャラのシナジーなどで当時の三国志大戦の盛り上がり方っぽくなることでしょう。
さて、たまったプレイレポもお届けせねば。