2015年、あけましておめでとうございます。 ゲーム業界のこれまでとこれから

2021-09-13

2014年は日本でも新世代ハードがリリースされ、家庭用もいよいよ新時代を迎えたという感じになりました。

しかしとっくに台頭しているスマートフォンにより、斜陽を極めるといっても過言ではありません。

売上金額でとんでもない数字を見せつけられ、販売本数はどんどんと減っていき、待ち焦がれた・大好きなシリーズの新作は『スマホ』・・・

元来のゲームファンからしてみればスットコドッコイな状況ではありますが、果たして、2015年の家庭用はどうなるでしょうか。

『どうなる』の前にまず『どうなっている』のかといえば、とにかくスマホが鬼のように普及しており、ゲームもスマホで、という人が爆増。導入は手頃ですし、人口も多く、基本無料ならばハードルも低い。

取られるべくして取られた市場という感じになっています。

ただし蓋を開けてみれば、ゲーム性なんてお粗末もお粗末なものが多く、射幸心を煽ってのほぼギャンブルと言っても差し支えないガチャのようなシステムが蔓延している状況。

付け入る、あるいは崩れるならば、そこかもしれません。

ガチャシステムのさらなる社会問題化により一斉規制で乙るか、あるいは訴訟多発・大元(アップル・グーグル)の自主規制で自滅するか、ゲームをやるならCSのほうがいいじゃん、という流れになるか・・・

とにかく粗製乱造の金太郎飴のような課金ゲーが跋扈する今、願いも込めてなんとかCS回帰になってほしいという感じですね。

もちろんなかにはスマホとの親和性の高いものや、スマホで十分なものもあり、スマホゲーを全否定するわけではありません。事実、いいと思ったスマホゲーは遊んでいます。スマホでも遊べる選択肢を残しつつも、というところでしょうか。

最後にTGS(東京ゲームショウ)に足を運んだのは2012年のことですが、右見ても左見てもスマホで、フラストレーション溜まりっぱなしでした。足に乳酸が溜まり、頭はフラストレーション溜まり、京葉線で爆発四散不可避でしたが持ちこたえましたね。

あんな思いをしたくはありませんが、また行ったらあんな感じなのかなあ。

2015年、CS再興を祈りながらの年明けとなります。

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。